安全・安心

ポリエチレン製 多目的防護柵

システム カディ

システムカディはポリエチレン製の多目的防護柵です。中空部にコンクリートを充填することで、剛性の高い防護柵になり、車両逸脱防止機能が向上し、高速道路・一般道の終点部の車線規制等に適した防護柵となります。

コンクリート充填の他、水袋を使用した水充填や、砂充填・土のう充填も可能で、様々な現場のニーズに対応できる多目的防護柵です。

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システムカディ

特長

  • 躯体にコンクリートを充填することで、衝撃に耐える強い構造になります。
    →防護柵設置基準「B種相当」
  • 前面形状「フロリダ型」が衝突後の車両を安全に誘導します。
    →下記「前面形状の機能について」参照
  • H=800㎜ なので車両(運転席)からの視認性に優れています。
  • 赤白交互設置や黄色などのカラー利用により、視認性を向上させることができます。
  • 現場でコンクリート充填が可能なので、設置時に重機は不要です。
    →コンクリート充填後もトラッククレーンにて吊り上げ可能なので、移設・撤去が可能です。
  • ポリエチレン製なので、リサイクル処理が可能です。

前面形状の機能について

システムカディの前面形状であるフロリダ型(F型)は角度の違う2種類のスロープを備えた剛性防護柵の基本形状です。
車両が衝突する時、先にタイヤがスロープに乗り上げ、その後に車体が衝突することになり、乗員の頭部へのダメージを軽減します。さらに、衝突後の車両誘導性も優れており、衝突後の離脱角度が小さく直進方向へ誘導するので、他車を巻き込む二次災害のリスクが小さくなります。
システムカディにおいてはコンクリートを充填することで強度・安定性も担保されるため、その効果は一層高まります。

カディ・前面形状機能

施工方法

コンクリート充填の施工時には、下記部材が必要となります。
詳しくは「施工要領書」をご確認ください。

カディ・前面形状機能

コンパネと鉄筋による はらみ防止 支保工

カディ・前面形状機能

施工要領書ダウンロード

設置事例

カディ・設置事例1 カディ・設置事例2
カディ・設置事例3 カディ・設置事例4

形状・寸法図(単位:㎜)

カディ・前面形状機能

仕様・寸法

仕様システムカディ
長さ2000㎜
高さ800㎜
幅(底部)560㎜
材質中密度ポリエチレン
空体質量約35㎏
最大充填容量約0.5㎥
耐候性8~10年
基本色白・赤・黄
その他開口部
250×160㎜×2ヶ所